FXの環境認識ってどうすればいいのかとお悩みではありませんか。
私もFXの勉強を始めたころは
「環境認識ってどんなことをすればいいの?」
「いろいろな方法があってわかりにくい」
「なぜ環境認識は必要なんだ?」
などと悩んでいた時期がありました。
複雑な方法だと使う気がしなくなるので、がんばって環境認識の方法を覚えのは時間の無駄です。
トレードに限らず、物事は Simple is best.
そこで今回は、ある海外トレーダーがおすすめしているシンプルなFXの環境認識の方法をご紹介します。
なぜ環境認識が必要かとか、複雑な環境認識の方法を知りたい方は他のサイトを見てください。
この記事ではシンプルな方法をさらっと説明します。
この方法を知れば、FXの環境認識で悩まなくなりますよ。
200EMAだけで判断する
指数平滑移動平均線の200EMAだけ使います。
以下は200EMAを表示させたチャートです。
海外トレーダーは200EMAで環境認識をしている人が多いようです。
以前は単純移動平均線の200SMAを使っていましたが、今は200EMAを使っています。
200EMAが
右肩上がりなら上昇トレンド(買い目線で)
右肩下がりなら下降トレンド(売り目線)
水平ならノントレンド(レンジ。トレードは慎重に)
ローソク足が200EMAとクロスしたらトレンド転換
という感じで大ざっぱにトレンドを把握。
次にローソク足のプライスアクションを確認。
200EMAとの距離をチェック。
200EMAから乖離している場合→200EMAに接近していく
200EMAにタッチしている場合→200EMAから乖離していく
簡単ですが、こんな感じで環境認識をします。
これを週足、日足、4時間足・・・と見ていくと、相場環境が見えてきますよ。
上位の時間軸のトレンドと下位の時間軸のトレンドが異なる場合、上位の時間軸のトレンドに飲み込まれる可能性が高くなります。
自分がトレードしようとしている時間軸の2つ上の時間軸のチャートは確認しておくのをおすすめします。
まとめ
FXの初心者のころは手法に意識がいくのは仕方のないことです。
私も手法のことばかり考えていましたが、環境認識をせずにトレードしてよく負けました。
負けた後で上位足のトレンドを確認してみると、エントリーしてはいけない場面だったことが多々ありました。
たしかにトレード手法は大切ですが、上位足の環境認識も大切です。
これをするだけで勝率はかなりアップします。
「木を見て森を見ず」とならないよう、トレード前には必ず環境認識をしましょう。
この記事が日々のトレードの参考になれば幸いです。
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